GenesisLightningTalks #18 に参加してきました。
お馴染み GenesisLightningTalks。今回で18回目。
今回は阿佐ヶ谷の青二才さんでの居酒屋プレゼン。このお店ちょーフレンドリーでご飯もおいしくていい店なので近くの人間はぜひ行け。
GLT は大好きなイベントなんだけどちょっと思うところあり距離を置きぎみだったんだけど、たまには参加してみたくなって参加。
テーマは「祭」。
祭りってことは non-profession (祭りのプロってのはいないでしょ) がわーっと盛り上がることだろうから、物作りの人じゃなくなったオイラが今盛り上がってることといえば意味論だろと、そんな話をすることにしました。
んが夏風邪引いて38℃の熱が連日続いて、とても新しいネタを仕入れるヒマがなかったので、ぬるいスライドになっちゃいました。すんません。
スライドで紹介している
- 作者: 山村吉信
- 出版社/メーカー: 三元社
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 29回
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って私も Twitter で知り合いになった人に教えてもらったんですが。
でもこの本、わかりやすくするために少し説明が唐突になるところがあって、それを補うために昔読んだ名著を読み返したんですが、ここで熱が出てこの本に風を通すのが精一杯。ちょっと (いや、かなり) 古い本ですがこういう内容がきちんと分かりやすくまとまってる本は少ないので、”1+2=3” が面白いと思った人はぜひどうぞ。
- 作者: 木村泉,米澤明憲
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1982/05/10
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 44回
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ということでオイラの知識は 1982 年で止まっているので、もっと先のトピックを勉強して紹介できなかったのが心残りなんですが、まあ普通 LT で意味論の話する奴はいないよなということできっかけ作りということで許してください。
他の皆さんの発表。でも実は病み上がりだったのでちゃんと聞けてなかったです。ごめんなさい。
「祭のあと」by Kwappa さん
本人「痛い」「痛い」と連呼されてたけど、別に痛くはなかったと思うなあ。
オイラも高校のとき無線部の友達に呼ばれて友人が持ち込んだ X1 でコンテストの集計用プログラムとか書いてたし。Kwappa さんや私の年代のパソコン(つかマイコン)との向きあいかたってそういうのが多かった気がするな。懐かしいな、と思いながら聞いてました。
「祭りから未来へ」by arihh さん
arihh さんとは Twitter でちょこっと絡んだだけなのでお会いするのを楽しみにしてました。
ネタバレになっちゃうとアレだから YouTube の動画でも見てください。笑った。
あとで本人に「ほんとにそんなに好きだったんですか?」と誰かが聞いたら「いや、ただのネタです」だって。おぬし只者ではないな。
「local::libとSVNでCPANモジュール管理」 by myfinder さん
「『祭』入ってないじゃん!」と言われそうだけど、Perl には CPAN という強力な武器がある半面、すべてのエンジニアのレベルがそろっているわけではない現場ではバージョンの依存関係を崩すようなインストールを勝手にする奴がいてひどい目に合う、ようは「インストール祭り」を防ごうよ、というお話。
そのために svn を使いましょうという今回の LT としてはバリバリの技術論(俺のは技術論というのはちょっと違うからね)でありました。
私は Perl 使いではないのですが、Perl (でも、Ruby の Gems でも PHP の Pear でも一緒なのかな?) で開発されてる現場の皆さんは資料をご一読されてはいかがでしょう。
「祭を表現してみた」by atcorp さん
表現って何かと思ったらモデリングかい!
なかなか芸としては面白かったです。ごめんなんかシンプルなコメントで。
しかし学生さんということだけどガンガンイベントに参加されていて素晴らしいですね。
祭り衣装について by yokatsuki さん
タイトルのとおり。いやあ、こういう教養って面白いですね。
「(題未定)」 by Ryunosuke さん
アドリブ、スライドなしの発表。
祭りとネット内架空社会 (Second Life なんかの) での商取引の関係などについて語る。
祭り=政(まつりごと)とか、露天とネットでの商取引の関係とか、アドリブとは思えない考察の深さで感心。
ただオイラの体力が思考においつかなかったのが悔しい。
そのあと懇親会、そして二次会と流れて、いろんな話をしました。
やっぱこのイベント楽しいよなあ。
楽しいからこそ、どうやったら俺このイベントにコミットできるんだろ。
と、結局そこに行き着くのではありましたが。
ともかく yoozoosato さんをはじめとするスタッフのみなさま、青二才のみなさま、一緒に遊んでくれた皆様に感謝を!