小江戸らぐ2010年12月度(101回)活動報告会&忘年会
えー、なんつーか、「自分のために投資する」とか「前向きに頑張る」とか「みんなで世界を変えようぜ!」みたいな言い方に疲れ果ててきて、勉強会とか怖くていけなくなりつつあるおがさわらなるひこです。こんばんわ。
だって私、自分を高めたい気持ちないし、頑張るの嫌いだし(正確にいうと、同じ成果を出せるなら頑張らない方法を探るのが好きっつか、成果も出してないくせに頑張りを免罪符にする奴は嫌い)、世界の変え方なんか人それぞれ考えればいい話で、全体主義っつかファッショな感じはヤなのよ。
いやもちろん勉強会カルチャーはそんなに利得的じゃないし全体主義的でもないし楽しいんだけど、楽しいだけで完結して、「勉強会」であるにも関わらずなにも吸収できてない「自分が」イヤになったの。
そうじゃない吸収力がある人はどんどんいくといいよ。
あーすごい脱線。たぶん本論の方が短いです。
つことで勉強会に疲れ果てたぼくはUGに逃げるのであります。
アングラじゃないよ、ユーザーズグループ。
今一番ぼくが居心地がいいのは小江戸らぐとTLUGとOpenSolaris勉強会。最後のは勉強会っていってるけどUGの会合みたいなもんだから。
つことで小江戸らぐの年末活動報告会&忘年会に参加。
ダラダラ書いてもアレなんで面白かった話だけピックアップ。
ていうか、後半のインパクトがアレすぎて、全然忘れてるよオイ!
活動報告会
- はとちゃんの本題はさておき OSM な話。小江戸には OSM な人がいっぱいいるんですけど、地図そのものを編集するだけじゃなくて、「レイヤー」ってのを作ってオレオレガイドとか作れちゃうってことを聞いてピピっときた。日本オレオレ川マップとか作っちゃおか! みたいな。
- 内海さんの YS Flight Simulator の話。小江戸らぐの活動報告誌「Linux USER」についてくる SLAX-ja に収録されてるぞ! みんな遊べ!
- 三浦さんの Calibre 話。開発は LaunchPad で行われてて、頑張ってコミットして日本のニュースサイトとかもいろんな電子ブックリーダー形式に変換できるようにしたから使って! って。なんでこの人はこうフットワーク軽くなんでもできるんだろう。すげぇよなぁ。
- ちぇるさんの「ド素人」ネタ。ぼくとしてはあんまり「読まれるために」ってことを考えないで、「私がこれを伝えたいっ」「Linux つかっててこれがよかった!」ってことをちぇるさんの言葉で読みたいなあ、と思った。
- @flytorisan の PIC 工作話。確かにこのアセンブラは簡単だわ……。でもこうやってワンパッケージにまとまったことは、低レベルが隠蔽されたってことでもあって、それは果たして幸せなのかどうか。けど一方で、敷居が下がった分、アイディアはあっても実装に結びつけられなかった人たちが流入してくると面白いよね。芸大とかそっち方面でさ。実際 Smalltalk だとそういう動きあるし。
- おかのさんの翻訳話。翻訳には表裏あるんだよ、at your own risk だってことをもっと理解してもらった方がいいんじゃないの? その上でどうしようってことを考える必要があるんじゃない? ってのは示唆的でした。
いやいや楽しかったです。
忘年会
四つにまとめる。
- 三浦さんやっぱすげぇ。
- その三浦さんを本気で「彼はすごいね!」と言わしめた flytorisan もっとすげぇ。
- おかのさんうっせぇ(笑)
- ふぐウマウマだった♪
ではコミケ組のみなさまがんばってください。
とくにはとちゃんは原稿をおとさないように。
それ以外の皆様、今年もいろいろお世話になりました。
よいお年を〜。