第102回小江戸らぐオフ
1月は行けなかったので、なんだか久しぶりな気分。
活動報告会
Linux とはぜんぜん関係ない話 (しかも使い回し) と、Linux にちょっとだけ関係ある話をしてきましたよ。
NZ旅行記はGLTの使い回しなのでまぁいいでしょう。
もうひとつフリーデスクトップ印刷友の会についてはちょっと説明が必要かな。
グループの説明文書にはこんなことが書いてあります。
フリーOS (Linux、*BSD、Solaris系フリーdistroなど) におけるデスクトップ環境での印刷のあれこれについて日本語で話し合ったりなんだかんだするところです。CUPS、Foomatic、Ghostscript、Gutenprintその他プリンタドライバなどについて話題にします。
あくまでもここでの発言は個人としての発言としてください。特定の企業や団体を代表し た発言はお断り申し上げます。もちろん、ここの発言をみていただき、企業や団体にフィ ードバックいただくことはご自由にどうぞ。
んで、この説明だと不足っつか、開発寄りなんじゃないかと誤読するかなぁと思って、小江戸らぐのMLに投げたのが以下のとおり。
なお趣旨に書いてある「個人として」云々ですが、ベンダーの人間が発言したからといって、それはベンダーの公式な見解でもなんでもないし、損得抜きで、フリーデスクトップの印刷の困りごととか、提案とか、最新情報の紹介とか、そういうのを持ち寄れる自由な場にしたかったわけです。
もちろん、「Linux をサポートしているプリンタを買え」というのは簡単です。
けど、それって結果として、ハードウェアについてベンダロックインを受け入れるってことじゃないですか。
いやもちろん、それが悪いというつもりはないですけど、ぼくが嬉しいと思う世界ではないわけで。もしそういう気持ちがあったり、あるいは印刷関係で困りごとや提案を持ってるけど誰と話して良いのだか分からない人、コミットしてみたいけどやり方が分からない人、その他気軽な雑談などなど、そういうことに興味がある人はぜひ登録してみてください。
よろしくお願いします!
スライドにも書いたけど、なんつか、日本って印刷問題についてはガラパゴスなわけですよ。
もちろん CJK な話もそうなんだけど、歴史的な理由も色々あって。
だから、「個人で買った、あるいはオフィスにすでにあるプリンターが、なぜかLinuxだと使えるようにならない」という問題は、わりと日本人固有だったりするわけです。
しかもdistroの開発段階では印刷なんて地味なところ、だれもチェックしないから、リリースされてから「印刷できない!」とか火を吹いたりとか。そしてベンダー製ドライバーを使ってると「そのディストリビューションの当該バージョンはサポート外です」と冷たくあしらわれたり。
そういうのをフランクにさ、ベンダーをdisるわけでもなく、HP買っとけば安心、って易きに流れるでもなく、こうしたらもっと世の中よくなるんじゃないか、楽しくなるんじゃないか、そのために自分には何ができて、ベンダーにはどういうお願いができるか、そういう方法をみんなで考える場が欲しかったわけ。
ベンダー同志がお話し合いする場は、別にあるからね。
他のみなさんの話もそれぞれに面白かったです。
印象に残った話を書くと、
- お名前忘れてしまった、の自己紹介で出た名言「ウチは顧客への提案がクラウドです」
- はとちゃんの「SLAX-remix がいつのまにか改称して違うdistroになってた」ネタは笑った。ディストロ開発なんてそんなもんでいいのかもねーって。
- ぞあさんの Live CD Linux から Gentoo インストールってネタは、おおなるほどって感じですた。
- しまだくんのカニ料理 (Realtek の無線 LAN チップ対応) 話。「色々問題はありますが、安くて数が出ているというのは大事なので、私のディストロの精神にも合致しているし、頑張って対応していこうかなと」。茨の道であることを承知で頑張ろうという精神は尊いね。頑張れ! 応援しかできないけど。
- しまった、あとおぼえてない。matoken さんの幻の発表資料が面白かったなぁ。
懇親会
- 場所は巣鴨駅近くの「お好み焼き・もんじゃ いしかわ」。
- お好み焼き、もんじゃ、焼きそばがすべて食べ邦題という恐るべき店。
- はとちゃんのまめまめしい働きっぷりがステキでしたわ(はぁと)。
- ひたすら食べていた記憶しかなく、マジメな話はまったく覚えていない。
- 裸足に便所サンダルは寒そうといって不評だったけど、本人は平気なんだからいいじゃないか!
まぁ、そんなわけで。
今回も楽しかったっす。
来月参加できるかどうかは未定だけど、次回もみなさんよろしこ!