この記事は、LibreOffice Advent Calendar 2013の6日目です。
今日はさくっとカジュアルに。来年1月末あたりにリリース予定の4.2のリリースノート(まだ書きかけ)をぺろっと舐めてみようってだけです。
Writer
- メール添付用HTMLにイメージがちゃんと張り付くようになりました
- 文字そのものに境界線がつくようになりました。ピンとこない人はリリースノートのスクショ見てね
- 表で始まるドキュメントを「編集」→「全て選択」すると、文書も選択されるようになりました(今までは表が全選択されるだけ)
- スペルチェックがポップアップメニュー付きになったよ
- スタイルウィンドウでスタイルを隠す、または削除のときに複数のスタイルをいっぺんに選べるようになった
- RTF インポートでグルーピングされたイメージをサポート
- MS Word ライブラリテンプレートを読み込みだけでなく書き出しもできるようになったよ
- オートコレクトで、例えば「-----」とかやって改行すると区切り線が入る*1 んだけど、それがよりわかりやすくなった
- テンプレート追加!
- DOCX の相互運用性向上! でもこれは訳すのめんどくさいからあとで〜
Calc
- やけくそのようなセル関数追加
WEBSERVICE, FILTERXML (Web アクセス用), LEFTB, LENB, MIDB, RIGHTB (DBCS な文字列操作), COVARIANCE.P, COVARIANCE.S, STDEV.P, STDEV.S, VAR.P, VAR.S, BETA.DIST, BETA.INV, BINOM.DIST, BINOM.INV, CONFIDENCE.NORM, CONFIDENCE.T, F.DIST, F.DIST.RT, F.INV, F.INV.RT, F.TESTEXPON.DIST, HYPGEOM.DIST, POISSON.DIST, WEIBULL.DIST (Excel 相互運用性向上)
- セル関数 CRITBINOM がより大規模な標本を扱えるようになった
- 左スクロールバーの矢印を右クリックするとシート選択が行えるように
- 数式の範囲指定のドラッグを全方向にできるようになった
- 乱数生成器の追加
- 統計機能の充実
- 標本抽出、記述統計、分散分析 (Analysis of Variance; ANOVA)、相関、共分散、指数平準、移動平均など
- 「検索と置換」で「セル全体」だけでなく「シート全体」が追加
- (Calc には一個謎の機能が追加されてるんだけど、それはこのカレンダー内かどこか別のところで紹介できる……かな?)
Impress/Draw
Core
これも省略だけど、内蔵PDFエンジンから Poppler になったのはいろいろいいことだと思う。
ま、そんなわけで、「変わるからといって良くなるとは限らない( ー`дー´)キリッ」とかいってる人たちもいるみたいだけど、やっぱ変わったほうが楽しいじゃん! こういう「次何入るんだろうーわくわくー」って気持ち、大事にしてもいいと思うなあ。
さて明日は再びoshieさんにバトンタッチです。楽しみですね!