ネットにおいて情報のS/N比を向上させる努力をするべきか?(その2)
d:id:naruoga:20100327:1269710324 は前振りです。実はこっちが本丸。
タダの愚痴になりそうだったので、ちょっと考察を入れてみましたが、やっぱりタダの愚痴になりました。
愚痴がお嫌いな方はどうぞお読み飛ばしいただければ。
えー。
前のエントリは:
- ネットの発言のS/Nを上げるのに、Nを減らそうという努力はあまり意味をなさない。なぜなら、Nの発信者は自分がそうであることに気づかないから。
- ならば、Sを増やす方向に力をかけた方がいいんじゃないか。
- それには、Sを出せるにも関わらず止まっている人を利で釣ってSに持ってくればいいのでは。
というものでした。
なんだ三行ですむことをだらだら書いていやがったのか、こいつは。
しかし、しかしですよ。
当然ですが、前回の議論は「S/N比を向上させる努力としてNを減らす努力は有効か」が論点だったのであって、S/Nが高い方が望ましいにそりゃー決まっています。
そして、あまりにも自明なので書いてなかったのですが、こんなえらそーな発言は、自身がS/N比が高い人にのみ許されるものだと思いませんか? ですよね。
そして、私自身、自分の発言のS/N比が決して高くないことにうすうす気づいてしまっていた……とすると、さて私はどうすればよいのでしょうか?
考えるに、私の発言は、
- 人のため、というお題目で自己顕示欲を満足させるためのものであり、
- 勉強した結果をまとめる、と称して間違った理解を平気で晒し、コメントで突っ込んでもらうことで知的リソースを無駄遣いし、
- 誰のためにもならないばかりか、中途半端な理解の流布を積極的に行う、ただのノイズ
なわけですね。
このブログも、Twitterの発言も、MLの発言も*1。
ちょっと話題が変わりますが、私は引退したとはいえ技術者です。いや、でした。
んで、プログラミングは好きです。才能ないけど。
フリーOSの世界がもっと発展すればいいと願ってます。力ないけど。
だったら、インプットばかりして中途半端な知識を増やして、クズみたいなアウトプットしか出せない、そういう下らない悪循環は辞めて、淡々となすべきことをやるべきじゃないのか?
プログラミング言語、例えば Prolog や Smalltalk が好きなんであれば、ブログでだらだら語るんじゃなくて、ちゃんと実用的なプログラムを書いて、そのプログラミング言語のよさをコードで語るべきじゃないのか?
オープンソースを応援したいのであれば、なんかのプロジェクトの一員として地道に働いて結果を出すべきじゃないのか?
ここ最近ずっとそんなことを思ってきました。
というか別の言い方をすれば、そういうことができない自分自身にいい加減嫌気がさして、決別したくなったわけです。
つことで、まずは I/O を絞るという意味で、Twitter を退会するところからはじめました。
相互フォローしていただいていた皆様にはとても申し訳ないのですが、そうでもしなければ自分がぶっ壊れそうだったので。
オフや勉強会の類も少しずつ減らしていこうと思います。
本来ならこのブログも表題に立ち返り、Linux Printing の現状、技術的、政治的課題について淡々と語り伝える場であるべきだと思うのですが、それができない*2 今、何かテーマを決めて、着実にできることはなにか探していこうと思いますです。
下らない一人語りに付き合わせてすみません。