「Squeak Smalltalk探検隊」を総括してみます
ぼくが幹事的な役割をして何度かほそぼそとやっていた Squeak Smalltalk 探検会というのがあります。
それについては去年の Smalltalk 勉強会忘年会の LT で話しました。その資料はこちら。
で、こないだ思うところがあって終結宣言をしました。ので軽く総括を。
なんで止めたの?
別に「つまらなくなったから」ではありません。ただ、ずっと「この形態でいいのかなー」とは思ってて、ふと思い切って止めた、というだけです。理由を列挙すると次みたいになります。
- 当初の自分内の目標である、本家? Smalltalk 勉強会の「みんな軽やかにすごいことをやってるんだけど、いざ自分でやってみようとすると何やってんだかわかんない」状態はだいぶ改善されてきた。Squeak の環境に慣れて、なんとなく何やってるかは追えるようになってきた。そういう意味で、内的動機の一つは解消されてしまった
- 「Smalltalk 楽しいよねー」「Squeak 楽しいよねー」って言い合える仲間を増やしたい、ということについては、少なくとも2、3人はそういう人が増えてくれた、と思ってる。
- 一方、Squeak 探検会は続き物なので、途中参加に抵抗を持つ人がいるのかもって気がちょっと前からしてた (実際はそんなことないと思ってるしそれは告知にも書いてたんだけど)。
- じゃあ、同じやり方をしててもコレ以上は増えないなら、2、3人増えたなら十分じゃないかと。
- で、別に責めているわけじゃないけど、その2、3人の中で忙しくて来られない人が出てしまって、じゃあ、仕切りなおしたほうがいいよねと
- テキスト的にもクラスライブラリの使い方ということで、ちょっと変化の乏しいところに差し掛かってしまったので、やめるなら今だろうと
で、終わってみてどう?
参加してくれた皆さんがホントに楽しんでくれたかは私としてはわかりようもないのですが、私は概ね目標を達成して満足しています。とってもたのしかったです。参加してくれたすべての人に感謝です。
ただ、「Smalltalk 面白くない?」「Squeak 楽しくない?」ということで盛り上がれる仲間を「増やす」という意味では、一つのテキストを長く読むやり方はあんまりうまくないなーという気持ちはしたので、もっと別のやり方を考えたいと思います。そういう意味では、多分、決して Smalltalk や、もっといえばプログラミング自体にあまり馴染みがない人が楽しめるスタイルの、なにか別の「探検隊」が結成され「探検会」が行われる可能性はけっこう高いです*1。
もちろん Smalltalk のハッカーたちの話を聞きに行きたければ東京 Smalltalk 勉強会があるわけですし、言語機能とかメタプロ的なオタクな話がしたければ名古屋*2 に足を運んでもいいわけです (つか一度行きたい)。
だから、そうじゃない少人数でまったり「楽しいねー」「だねー」って言い合いながら遊べるまったりとした会はぜひやりたいですねー。
最後に、繰り返しになりますが、参加して下さった皆さん、そしてアドバイスを頂いた皆さん、関わっていただいた皆さんに感謝感謝です!