Raspberry Piを触ってみた(その1)
操作間違ってその1が飛んだらしい。どゆこと?
ということで記憶を手繰って書き直します。
Raspberry Pi については説明の必要はないすよね。ARMv7 付きの名刺サイズ (というにはちとデカイけど) PC ボード。Raspbian という Debian ベースの公式イメージが用意されていて、Debian 系に慣れた人間なら楽チンだぜ〜とまあそんなわけですね。
日本から正規にオーダー可能になったということで RS オンラインからオーダーしたのはいつだっけ。もう忘れた。で、忘れた頃に届いてたんですが、いろいろテンパってたので放置してました。そういうわけで冬休みの宿題として遊んだというわけ。
必要なもの
届いたのを「おー入ってる入ってる」と開けてまたすぐ閉めちゃったので内容物の確認すらしてなかったんですが、紙ペラが二枚入ってます。その内の一枚は警告のお手紙なのでスルーして(ぉ、もう一枚に必要なものが列挙してありました。それを見ながら買わなきゃいけないものを想定しておきます。
- micro USB コネクターで 5V 700mA が供給可能な電源
- Nexus 7 の AC アダプターで余裕でしょう。電流多すぎるぐらいな気もするけどw
- SD カード
- 部屋を探すとどこかに落ちていそうな気がしますが、普段ワゴン品しか買ってないので、今回はClass10を奢ってあげることにしましょう。ということで新規購入。
- HDMI to HDMI (モニターが HDMI サポートの場合) または HDMI to DVI (モニターが DVI サポートの場合) のケーブル
- USB キーボードとマウス
- 普通のご家庭なら余ってるのかもしれませんが我が家にはありません。デスクトップ使わなくなって長いので……。ということで買いました。
- RJ45な有線LANケーブル
- オプションと書いてあるけどこれないとほんとに何もできないんじゃ……的な感じがぎゅんぎゅんします。が、そもそも我が家にはブロードバンド的なネットワークがなく、モバイルルータ頼りです。ということでRJ45なケーブルを持ってきても繋ぐ相手がいません……。しょうがないので認識しない恐怖と闘いながら (うそ) USB Wifi で行くことにしました。最近主流の超コンパクト型がコイツにはふさわしい気がしたのでこれも新規購入。
あと、キーボードとマウスを USB にして Wifi も USB にすると、RasPi 君は USB の口が二つしかないので一個足りません。そこで速度を要求されない HID デバイスについては、我が家に転がっていた ELECOM 製の外部給電式の USB (かろうじて 2.0 だったはず) ハブを経由して使うことにしました。設定が終わったらヘッドレスで運用するつもりなので、設定の途中だけなんとかなればいいのです。
買ったもの
大晦日の夕方にふらりとヤマダ電機に出かけて買ってきたのは以下のものたちです。……って、ここに製品紹介のリンクペタペタ貼ってたんだけど、もう箱も何も全部実家に置いてきちゃったのでわかりません。しくしく。わからない奴はあとで書きます。
キーボード
フルサイズ買おうかとも思ったけど、そんなにキーボードを持ち歩くこともなかろうし、小さいほうがなにかと便利かと思って、ELECOM のキーピッチがすげー小さい有線のキーボードにしました。3000円前後だった記憶が。指が太い (不器用という意味) 自分にはちょっとつらいけど、まあ設定終わったらしまっちゃうからいいかと。
マウス
これも店頭で一番安かったELECOMの奴。980円のワイヤレス。受信部の格納なんて考えられてない男らしい作りが最高です。
HDMI to DVI ケーブル
ヤマダ電機で「あ、あのディスプレイならHDMIいけるんじゃね?」と思ったときになぜケーブルの有無を確認しなかったのでしょうか自分。元旦に御屠蘇機嫌でディスプレイの箱開けてみたらケーブル入ってない。で、お酒飲んじゃったので元旦は買いにいけず、二日に遊びに行った帰り思ったより帰宅が遅くなってしまって電気屋に間に合いそうになく、飛び込んだ中古ショップで「ジャンク」として売ってた奴を買ってきました。680円。でも開封した形跡ないし多分未使用。ちゃんと動きました。
BUFFALO 無線LAN子機 コンパクトモデル 11n技術・11g/b対応 WLI-UC-GNM
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: Personal Computers
- 購入: 44人 クリック: 226回
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Raspbian のダウンロード
説明するまでもなく http://www.raspberrypi.org/downloads から Raspbian “wheezy”から Torrent か Direct Download を選びます。ここでなーんで Torrent 選ばなかったのかなあ自分。
Direct Download を突っつくと実際のダウンロード先にリダイレクトされて負荷分散されるというよくあるシステムなんですが、芋場の帯域制限のせいか途中から降ってこなくなっちゃった。しょうがないのでキャンセルして、もっかいつついて、リダイレクトされるまえに「ここをクリックしてダウンロードできるよ」って書いてあるところを右クリックして URL 取得して wget で取って来ました。でも仕掛けた時点で23時で、残り9時間とか出てたのでモーイーやと思って寝ましたw
朝 (昼?) 起きたらダウンロードはさすがに終わってたので、sha1sum をチェックして OK なことを確認したら、あとは簡単。zip ほどいて dd するだけです。私の環境だと SD カードのデバイスは /dev/sdb だったので、ここの説明をちょいアレンジして:
$ umount /dev/sdb1 $ cd /tmp $ unzip ~/Downloads/2012-12-16-wheezy-raspbian.zip $ dd bs=4M if=2012-12-16-wheezy-raspbian.img of=/dev/sdb
とすれば OK。
さて起動だよ!
準備ができたらこのページ http://www.raspberrypi.org/quick-start-guide の順にがちゃがちゃっとつないでいくだけ。超簡単。SD が最初、電源が最後と思っておけばいいのかな。
んで電源投入! おお、Linux の起動画面が出た! んでだらだらだらっとスクロールしたあと、Raspi-config の画面が起動したよ!
わーいわーい、ということで、今日はここまで。