Kindleのある生活
体調不良なのでヌルいエントリですみません。
ぼくはKindleの長らくの愛好者なわけですが、ぶっちゃけ読むものが多すぎてあんまり活用しているとはいえないところがあります……。とはいえやっぱりKindleはいろいろ素晴らしいので、自分として便利だなーと思うところを書いておこうと思いまする。
使ってる Kindle
多分使い始めたのは2ndから。んで3rdに買い換えて、日本語版が出たのでPaperwhiteに乗り換えました。
あと携帯IS11CAがAndroid端末なのでコイツと、あとNexus 7にもAndroid版Kindleを入れてます。あ、厳密には片っぽは過去形。
2ndは人にあげちゃったし3rdは今はおやすみ状態なので、今使ってるのはPaperwhiteとAndroid版ということになります。
それぞれの感想は?
当たり前ですがAndroid版の軽快感は実に結構です。ただ、IS11CAはけちって安物のmicroSDを挿してたせいだとは思いますが、もう起動時に投げつけたくなるほど遅くて、それでも電車の中であとでも紹介するCalibreから送ったニュースとかを読めるのは非常に便利だったですね。ということで、もしKindle本体を持ってなくても、Android版Kindleで無償の本をちょっと試し読みしてみる価値はあると思いますよっと。いやiOS版でもいいけど、私持ってないから……。
ということでN7 + Android Kindleの組み合わせはかなりグーです。
じゃあPaperwhiteいらんやんと思うかもしれませんが、お目目を使う仕事してるくせにオッサン化が急速に進んでいる私はですね、やっぱり紙の本とか電子ペーパーの方が目にやさしい訳ですわ。あと、Nexus 7とPaperwhiteを比べると、やっぱりPaperwhiteの方が「本として」読みやすい気がする。ちょっとした重さとかアプリのねりこみとかそういう話なんだけれども。N7にくらべるとPaperwhiteは画面サイズが小さい代わりに周りにつかむところがいっぱいあるので、寝っ転がったり電車の中で読書するにはこっちのほうがやっぱりいいですね。
あとぼくのN7はSIMささんないのでWiFiが必須でして、これはやっぱり自立でネットワークにつながるPaperwhiteの方が上だなあと。いや、ごにょってN7のSIM刺さる奴を入手すればいいのかもしれませんけどもねー。
2nd/3rdの頃と比べると、Paperwhiteは私にとって初めてのハードキーがないKindleなんですけど、これが思った以上によくできているという印象。電子ペーパーの反応速度も上がっているので、ページめくりとかぜんぜん苦じゃない。
A4サイズのPDFを読むのはPaperwhiteだと辛いという声をよく聞きますけど、私普通に3rdで読んでたんで、どってことないです。慣れれば全然です。
Calibre!
Kindleユーザーなら普通使うでしょうというソフトCalibre。当然使ってますよね?
これは Calibre に限らないことなんですけど、Kindle って使ってるマシン一台一台にユニークなアドレスがもらえるんですよね。******@kindle.com みたいな。Android版でも個別の端末ごとに一個ずつ発行されます(変更も可能)。ここにPDFとかのデータを投げると、自動的にMOBIに変換してくれるというサービス付き(有償)……だったと記憶してますが、最近使ってないので違うかもしれません。
一方で、******@free.kindle.com というアドレスも実は発行されていて、これを使うとPDFなりMOBIなりKindleがそのまま読めるフォーマットなら無変換でKindleに送り込んでくれる上に、クラウド上にもファイル置いてくれるんですよね。ということは、複数のKindleからダウンロードして読めちゃうよと。これすごくない?
そしてCalibreはさまざまなフォーマットをMOBIに変換してくれる……のですが、PDFからの変換はちょっともにょって感じなので我慢してPDFのママのほうがいいと思います。EPUBからの変換はけっこう上手くいくので電子書籍をEPUBで買ったらMOBIに変換してKindleに送るのが最強なのですが権利関係はよく確認しましょうねっと。オライリーさんは最近はPDF/EPUB/MOBIで配布してくれるんでサイコーです。
そしてCalibreといえばニュースをクロールして適当なフォーマットにしてメールで送信してくれる機能。新聞とか読んでない情弱なぼくでもYomiuri Onlineとかを電車の中で読めてハッピーです。
Calibreの日本語化、日本サイト対応については @miurahr さんの貢献度が大きいので日本人ユーザーは感謝しつつ使いましょう。