OSS Gateワークショップ#2にメンターとして参加しました
随分時間が経ってしまいましたが。
3月26日に行われたOSS Gateワークショップ#2というイベントにメンターとして参加してきました*1。
OSS Gateの素晴らしいところは、その目指す姿とか行動指針とか実際の進め方とか(好きなようにやってもいいよっていうと初めての人は却って困るので、むしろやり方をがちっと限定するとか)が決まってて、それがオープンになってて、かつ意見を吸い上げて改善していこうというもので、そういう話について私がここであーだこーだ書くより、サイトとかGithubのプロジェクトページ:
特にシナリオを読んでもらったほうがいいと思うので省略。
ここではメンターとしての私がどう行動したか、なにを感じたかの話をメモしておきます。
アドバイスしたこと
- 日本語のドキュメントを読んで??となったときには英語のドキュメントも見てみよう
- 何かやってみたいなってときにはcontributionってドキュメントにやりかたがないか探してみよう
- 過去の人のやり方を真似よう(Issue登録とかPull-reqとか)
- 一つのissue登録やpull-reqは小さな単位(一つのことしかいわない)にしよう
自分はアドバイスしなくて、アドバイスを聞いておおーって思ったこと
- 会社マシンでgit使うときにはglobal configに汚染?されないように気をつけよう
会社のPCでOSS活動をしていて、forkしたプロジェクトをコミットする際に会社のメールアドレスを出さないようにするには、git config https://t.co/vRwyI9kgeYでメールアドレスを変更するのを忘れずに。#oss_gate
— hiroyuki sato (@hiroysato) 2016年3月26日
- ドキュメントは別のプロジェクトになってることがあるので、念の為確認しよう
取り回しで感心したこと
- 悩んだり詰まったりしたときはメモだけさせてどう直したら良いかは後で考える。とにかく先に進む。
あえてアドバイスしなかったこと
- コミットコメントやプルリクエストの英語。「自分ならこうは書かない」とか「経験的にこうしたほうが反応をもらいやすい」とかあったんだけど、ぐっと飲み込んだ。自分の持ってる英語力で作文してみて、それが通じたよ、って体験の方がずっと大事だと思ったから。結果的には正解だったと思う。
次回は5/28だそうです。Rubykaigiの裏番。
メンタリングを受けたい人、メンターやってみたい人、自分とOSSの関係を問い直したい人とかも参加するといいんじゃないかと思います。メンター側に興味がある人は、OSS GateのGitter oss-gate/general - Gitter に参加するのがよろしいかと。
私自身は、次回はちょっと悩み中……。
*1:まったくどうでもいいけどこの日は私の誕生日でした。