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おがさわらなるひこのオープンソースとかプログラミングとか印刷技術とか

おがさわらなるひこ @naru0ga が技術系で興味を持ったりなんだりしたことをたまーに書くブログです。最近はてなダイアリー放置しすぎて記事書くたびにはてな記法忘れるのではてなブログに移行しました。

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山形県庁さんのOpenOffice.orgからMS Officeへの移行を受けて

(2013.09.08 00:27 追記:山形県庁さんのことは今回のエントリーを書くきっかけに過ぎず前々から問題意識はあったので「…について」という釣りっぽいタイトルはやめて「……を受けて」にタイトル変更。私は山形県庁さんの決定そのものにはあまり感心がなく、その周囲に出てくる言説についてちょっと思うところがあっただけなのでー。今頃ごめんなさい)


Facebook に書いたんだけど、こういうのはちゃんと外に向けて書かなきゃね、ということでまるっとコピペ。

あちこちで話題になっている山形県庁さんの件。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1309/04/news112.html


コミュニティの総意は知らない(そんなのそもそもあるのかしら)けど個人的な意見としては:

  1. オフィスソフトは業務達成の手段であって目的ではないのだから目的に叶うソフトウェアを選定するのは当然
  2. 必要なものにきちんと予算を取って移行しているということ自体は自治体としての責務を果たすという意味で非常に結構なこと。XP延命を考えてたり、無計画にFLOSSでコスト削減とか考えてポシャるよりよっぽど誠実でしょう
  3. 中央官庁がODFフォーマット「も」併用しないと色々地方のレベルだと大変だとは思う。まあ中央官庁はアメリカさんの会社に喧嘩売ると国益上いろいろあったりするんかね。わかりませんが
  4. 山形県庁さんがどうとかいう話でなく、ことをLibreOfficeに限っていえばコミュニティのアクティビティがいちばんの魅力なので、サポート企業やエンドユーザーも「自分たちがコミュニティの一員である」ということを強く自覚することが多分LibreOfficeを使って幸せになる方法であって、お客様でいたいのならばお金で解決する方がいいと思う。AOOならお客様でいられるかどうかは知らない
  5. MS Office 2013のODF 1.2対応というのは昨年のLibreOffice Confでも予想されていたとおりインパクトがある話で、ポイントはMS OfficeのODFがLibreOfficeなどで読めなかった場合「こちらの不具合」扱いされる可能性がある。ODF PlugfestとかODFチェッカーなどの存在をアピールしないとね
  6. TDFの移行ドキュメントみんな読んでね :)


非常に乱暴なものの言い方をすると、OpenOffice.org 3.2.1 とかでスタックされている (= LibreOffice や AOO へ移るコストを払いたくない) ユーザー企業・団体さんは無理しないで MS Office 使ったほうがいいんじゃないかというのが私の感覚です。

2013.09.05 21:36 追記

Twitter の書き込みをみて肝心なことを書き忘れてたなあということを追加。

  • 「うまくいってますよ」というプレスリリースはあんまり出ないので、移行して問題なくいってることは話題に上がらないということを忘れないでくださいね
  • 直前に徳島県庁さんの LibreOffice 移行事例があったにも関わらず、LibreOffice 界隈じゃない人は山形県庁さんのことばかり話題にしてる (つまり「オープンソースへの移行を諦めた」と読めることばかり取り上げる・2013.09.06追記) のは、ちょっとなあと思うのですが、ぼく自身このネタを日記にしてるということはバランス取れてないわけで、反省しなきゃいけませんね