GenesisLightningTalks #32
今更ワタクシなぞが何を言及するまでもない超著名なイベントなわけですが、珍しくスピーカーが少ないようなのでしゃべってきました。
テーマは「2010年の漢字」で、「暑」だったから、今の時期だと難しかったかな?
資料はこちら。
ああ、私だってわかってるんだ、お前のやりたかったことはただの旅行自慢か、その後のウザい語りなのか、どっちなんかはっきりせい、ってことは。
正解は、どっちも、でも5分でどっちもなんかできるわけないだろばーかばーか、って感じですな。
それでもね、焦ってなければもうちょっとマトモなプレゼンができたはずなんだけど。
言い訳だけどね。
なんかねー、オラクルさんのディスプレイとぼくの環境は相性が悪くてさぁ。接続確認したときには上手くいったので油断してたら、いざスライド写してみたらちゃんと動かなくてリブートするハメになり、時間押してるのにもー、って焦っちゃって、ただでさえ上がり症なのにひどいことになった><;
正直自分の酷さに割と落ち込んだので、ビデオは貼らないでおきます。
もし見たい奇特な人がいたら探してみてください。酷いから。
言いたいこと伝わったかどうか微妙だから補足しておくと、今、私にとって面白いことは:
- 人に判断してもらうんじゃなくて、自己責任の範囲で自分で判断すること
- 違う世界に飛び込むこと
の二つなわけです。
それはもう、仕事でもそうですよね。
責務を貰って、権限を移譲されて、自発的に動いて、結果を報告するってスタイルで動く方が、頼まれた仕事を粛々とこなすより絶対楽しい。それには、「こいつは責任を果たすことができる」という信頼を得ることが必須なわけだけど。
それに、エンジニア同士で群れてると「技術の良し悪し」でしかモノを判断できなくなることがあるじゃないですか。もちろん、エンジニアがマーケティングとか財務会計を勉強するってアプローチもあるわけだけど、それよりも、営業のプロ、財務のプロ、知財のプロ、あるいは製造・販売をする人たち、協業しているベンダーさん、さらにはお客様。そういう人たちと話し合って、自分たちの仕事にフィードバックできる力の方が、私はずっと大事だと思うんです。
まあ、そんな堅苦しいことはいいとして。
そもそも論として、ここを読んでるような奇特な方は、私が「べき」って言葉が嫌いなの知ってますよね。「〜すべき」って言われるとカチンとくる。自分の生き方とか行動を誰かに決めつけてほしくない。私がどうするかは、いろんな情報を取捨選択して、自分で決めるっつの*1。
コミュニティに出て行くのは、立場が違う人がたくさんいるからです。おんなじプログラマであっても立ち位置も違うし、考え方も違うし、プログラマ以外の人だっているし、国籍や母語が違う人だっているし、そういう違うカルチャーと触れ合いたいから、ぼくは外に出ているの。
カヤックだってそうですよ。同じ川でも違う水量なら違う表情を見せるし、ルートどりをちょっと変えてみてもいいし、違う川に行けばさらに違う世界がある。だから好きなんであって。
まあさておき、もちろんニュージーランドでカヤックってのは憧れだったけど、それだけじゃなくて、その二つを満たすように行動したかったんです。
そして、そのおかげでめちゃくちゃ楽しかった。イロイロ細かな失敗もしたし、人より余分にお金を払ったりしてると思うんだけど、それを上回るぐらい楽しかった。
だから、みんなも機会を見つけて、そういう楽しさを味わって欲しいな、という趣旨だったわけ。
補足、長っ!
……あのプレゼンじゃ伝わらないよねぇ (^^;)
え、さて。
他の人達のプレゼンも面白かったですが、それはまあ、各人のブログその他を見ていただくとして。
改めて、
kwappa さんおめでとう!!!
とだけ書いて終わり。
*1:いや、「べき」って言葉は別に思考停止を強いてるとは思いませんよ。そこまで世の中単純じゃないですから。けど、私は嫌いなのです。そんだけ。