おがさわらなるひこのオープンソースとかプログラミングとか印刷技術とか

おがさわらなるひこ @naru0ga が技術系で興味を持ったりなんだりしたことをたまーに書くブログです。最近はてなダイアリー放置しすぎて記事書くたびにはてな記法忘れるのではてなブログに移行しました。

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いまさらながらUbuntu 11.10でAndroid

今更なネタですみませんね。

何度か書いているように私はあんまり創造的な人間ではないので、Android についてもアプリを作りたいなーというのはあんまり思わなかったのですが、前から書いている通りエンドユーザーコンピューティングにおいて、開発者とエンドユーザーをつなぐ仲介役として技術を発揮できればなーなんてことを思っているわけでして、そうなると Android についても最低限のことはやっておかなきゃダメだよねということで……。

ところで、私のメインの環境は Ubuntu なんですけど、ついこないだ、Oracle のライセンス改訂によっていわゆる sun-javaUbuntu コミュニティによる配布が止められてしまいました。AndroidJava 6 なわけですが、OpenJDK 6 はいろいろ地雷だと聞いているので、まぁそこらへんから解決しないといけない。

そんなわけで、超今更ではありますけどまとめておくことにします。

基本的には Android SDK のインストール方法に従うだけではあるんですけどね。もしかしたら勘違いしてたりすることもあるかもしれません。そしたらコメントとかついったで教えてくださいね。

必要なもののチェック

まずは System Requirements をチェックしましょう。

OS の要件

最初に OS についての条件が書いて有ります。Linux の場合 は以下の通り

  • glibc 2.7 以上
  • Ubuntu なら 8.04 以降
  • 64bit OS の場合には 32bit 環境が実行できること

私の場合は 32bit PAE なので問題ないです。デスクトップ環境で 64bit を使うと、こういうことを考えなきゃいけないのでちょっとめんどくさいですね*1。まあそれが楽しいという意見はありますが :)

サポートしている開発環境

Eclipse 必須じゃないらしいですが、いろんなドキュメントは Eclipse を想定して書かれてるので、ここは長いものに巻かれます。

Eclipse は apt-get で入れると 3.7 (Indigo) が入るのでそのまんま使うことにします。また JDT も依存関係で勝手に突っ込まれるので問題なし。問題はさっきも書いたけど、 JDK 6 なんですよねー。しょうがないので Oracle のを入れることに。

Oracle 謹製 Java 6 のインストール

これはもう @chonan さんのエントリーをさくさくっとパクります。ごく単純にいえば:

  • /opt/jvm にファイルを置くことにして
  • Oracle のサイトから配布パッケージを取ってきて
  • 自己展開スクリプトを --noregister 付きで*2 実行して
  • 環境変数を ~/.profile で設定

ってことですね。まぁそれ以外のやり方でもいいんですが、@chonan さんのいうとおり「こういうやり方をする会社とはそれなりに付き合う」ようにしたほうがよろしいと私も思います。

Android SDK の導入

これはもう手順に書いてあるままで、

ってな感じで。

ADT Plugin のインストール

これも ADT Plugin のインストール説明の "Downloading the ADT Plugin" 以下に書いてあるとおりやればいいはず……なんですが、なんかハマった気がする。なんだっかなー。確かエラーが出て
怒られた気がする。記録取ってなかったので覚えてないんですが、確か出たエラーでぐぐってそこの指示に従えばよかったと思います。役に立たないレポートですみません(^^;

Android SDK のインストール

さっき導入した SDK は一種のコアパッケージとでもいうものらしく、実際に例えば Android 2.3 とか Android 4 とかの開発を行うには、そのための SDK をインストールする必要があります。

そのためには EclipseWindows > Android SDK Manager を起動してやります。

んで、必要な SDK をぽちぽちっとクリックして入れると。私の手持ちの IS11CA は 2.3.3 なので、とりあえず 2.3.3 の SDK を入れておきましたが、あとで学びたいスキルに依っては追加したりなんだりするかもしれませんね。そこらへんは適当に。

AVD のインストール

AVD = Android Virtual Device で要はエミュレータのこと。これも EclipseWindows > AVD Manager で起動します。

んで、さっきインストールした SDK と同じバージョンのエミュレータを入れておけばおけ、と。

動作確認

まぁとりあえず Hello World なチュートリアルでもひと通りやってみて、ちゃんと開発できることは確認しました。ふぅ。

終わりに

なんかマトモなエントリをぜんぜん書けてなくてごめんなさいです……orz

とりあえず開発環境は作れたんで、なんかチュートリアルでもぼちぼちやっていこうかねーとは思ってます。Java とかぜんぜん書いたことないけど〜

明日のネタ、どうするかなぁ……印刷ネタに戻ってなにか書きたいところではありますね。

*1:とはいえ、仮想化ソフトウェアに依っては 32bit ホストに 64bit ゲストがのらないものもあるので、普段のデスクトップ環境はともかく、64bit の環境も使いたいという場合は選択の余地がなかったりしますね。

*2:Oracle なんかもう信用しないもんねという意思表示を付けて