ぼくのなつやすみ - OSC京都からCOSCUP、台湾観光など -
ちゃんと書いてなかったけど口頭では色んな人に言ってたしSwarmで居所垂れ流してたので知ってる人は知ってるでしょう。8/4から夏休みをいただいてOSC京都からCOSCUPをはしごして台北を観光してきました。
OSC京都
OSC京都は久しぶりに金曜日から参加。だいこん行きたい!ってワガママを言ったらアレンジしてくださって感謝感激。だいこんも天然記念物だなあ。残りの人生であと何回行けるだろうか……。
相変わらずLibOのブースで自前でビルドしたLOOLのデモしたり最新5.4の機能紹介したりしてました。ブースの手伝いするよと事前に一言も言ってないのに勝手にデモ機を置いたりして酷いやつです我ながら。
お隣のアイクラフトさんでNextCloudと組み合わせてちゃんとネットワークの向こうに置いたLOOLのデモをやってらしたので、こっちはややギーク目な解説に振ってみた(実際の使い方は隣を見てってねと誘導)のですが上手く住み分けできてましたかねえ。というか、隣のブースなのにちゃんと挨拶もしてなくてすみませんすみません(人見知りなもので)。
OSCのアンケート見たら「LibreOfficeのブースが面白かった」ってのがひとつだけあったのですが、アイクラフトさんのブースの方が明らかに客付きがよかったのでそっちの可能性が高いですね。まあでもこちらのとしては楽しかったです。
あとUbuntu KRのDrake Songさんのお話は面白かった。
COSCUP
土曜日8/5は展示の片付けまでは手伝って、懇親会を(残念ながら)パスして関空に移動して台北まで。夜中でも普通にバスが動いててびっくりしました。
で、日曜日だけCOSCUPに参加。ずーっと参加したいしたいと思っててようやっと。実は行こうと思ったときにはすでにチケット完売してたので、台湾LibOコミュニティの牽引役で何かとお世話になっているFranklin Weng氏にお願いして入れてもらいました。ワガママ言ってごめんね。
中国語はまったくわからない(いや英語もあんまりできませんが)ながらもスライドは英語だったし、プログラミング系はコードは各国語共通なので楽しめました。OSSコミュニティについてのトラックとかも興味を惹かれたんだけどきっとハイコンテクストすぎて難しいかなと思い断念。
すごい熱気があるのと、なにより若い人がいっぱいいてうらやましいなって思いました。開発系のコミュニティ(RustとかGoとか)が混じっているからかしらねえ。
次回は可能なら土日、ちゃんとチケット取って行きたい。できれば発表とかもしたいな。
観光とか
あけて月曜日8/7はホテルを出てふらついていたら総督府とか中正記念堂とかの方に出たのでそのまま見学。記念堂の展示、勉強になったけど、なんというか、気持的に微妙だなと思いました。それから台北101に出てごはんたべたり展望台に上がったり。一旦ホテルに戻ってから北門を見たり。くたびれたけど楽しかった。
そして夕方はItalo Vignoli氏と台湾コミュニティのミートアップに混ぜてもらう。場所はMozilla TWの持つハックスペースで、電気街の雑居ビルにあってなかなかおもしろそうな場所。
いろんな議論は興味深かったです。このイベントについてはリンク先参照のこと。あと、月曜の夜という時間にも関わらずすごい沢山の人が集まっていてすごいなって思いました。
そして、イベント後にLibOのCJKバグをたくさん修正しているMark Hung氏と一緒に食事に行き色々と話す。CJKバグを直してみたいって思った場合コードのどこ参照すればいいとかってある?って聞いたら「OOoの開発Wiki。あとはカンタンなバグを直して、またもう少し難しいバグを直しての繰り返し。近道はないよ」っていわれました。そりゃそうだ。それとやはり台湾コミュニティでも若者はデスクトップアプリケーションに関心をあまり示さないようで、他の国、例えばヨーロッパとかはどうやってるんだろうねえって話をしたりもしました。
8/8はスーパーマーケットに行ってオミヤゲのインスタントラーメンを購入後、前述FranklinがItaloと一緒に故宮博物院に連れて行ってくれました。素晴らしい美術品の数々でぼくの語彙ではとても表現できないんだけど、「いやー君はなんで白菜をこんなに美しく作る必要があったのかね?」とは思いました。すばらしい。私のフライトがちょっと早めだったのでみんなを早々に切り上げさせてしまったのが申し訳ない&自分としても残念。ぜんぜん時間足りなかった。また行きたいな。で、松山空港まで送ってもらって解散。
ちょっと日程が(思ったより)カツカツで夜市とか行けなかったりあんまり台湾っぽいものを食べられなかったりしたのは残念なんだけど、まあこれも次回に行く機会ができたと思えば……ね。
そんなわけで、現地でお世話になった皆さん、日本でお休み快諾してくれた皆さん、ありがとうございました。
写真は北門公園の夕暮れ。
参考記事:Italo Vignoli氏の台北報告。